この度、日本眼窩疾患シンポジウムの理事長に就任しました、がん研究会有明病院眼科の辻 英貴です。本会は、中村泰久先生を中心に、八子恵子先生を始め眼窩(Orbit)疾患に正面から向かい合う医師が、眼窩の疾患についてみんなで一緒に考え、とことんまで議論しようと作り上げられた会です。眼窩疾患のみならず、涙道や眼付属器、また最近は形成部門にも広く領域を伸ばし、熱く深く忌憚ない発表・議論を形成外科医、眼科医その他の医師が忌憚なく交わす場となっております。本会の以前には本邦には眼窩に特化した会はなく、症例を抱えた先生は途方に暮れることもあったとお聞きしています。今では学術集会も2022年の大阪大会で36回目を迎え、COVID-19の逆風の中、大盛会となりました。
なおこの度、日本眼窩疾患シンポジウムのホームページを立ち上げました。この分野のますますの発展に少しでも寄与できれば幸いです。
今後ともご支援・ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本眼窩疾患シンポジウム理事長 辻 英貴
(がん研究会有明病院 眼科)